こっくりさん
ほとんどの人が一度はやった事また聞いた事ある有名な儀式だろう。
一応説明をすると、3人以上で行うのが原則とされている。
紙に鳥居を書いて1〜9までの数字を書き
あいうえおの順番にあ行からわ行までを書いた紙を用意する。
(一応このページの背景にもディスプレイによっては
全部は見えないかもしれないが見本を用意しておいた)
部屋の窓を開けておく(こっくりさんを呼んで帰ってもらう為)
10円玉を鳥居部分に置き3人で指を当てて、三人で10円玉に
人差し指を置き 三人で
<こっくりさん こっくりさん どうぞお越しください>
<開けた窓からお入りください>
と唱える、しばらくして <こっくりさんお越しになられましたか?>
と尋ねると 3人の指を置いた10円玉が、自分達の意思と
関係なく紙の はい に動いて そこから
本人達の一人一人の意思とは無関係に指を置いた10円玉が動き
色んな質問や占いが出来るというもの。
2000年代の都市伝説ひとりかくれんぼと同じく降霊術によって
占いが出来る遊びとして
1970年代には一代ブームを巻き起こしたようである。
しかし中には、半狂乱になって入院したり、精神に異常を
きたしたとされる人もいるようであるので。
安易にはやるべきでないとされる。
こっくりさんを行う上での注意点として、途中でやめたり
こっくりさんをそのままにしておくと災いが起こるといわれている。
もし終了したい場合や抜けたい時は
こっくりさんに帰ってもらわなければならないと言われる。
<こっくりさんどうぞお帰りください>
<開けた窓からお帰りください>と言って
10円玉が はい に動き その後まだいますか?
等に応答がなければ帰ったとされる。
しかし稀にたちの悪い低級霊を呼んだり、こっくりさんを怒らせると
<こっくりさんどうぞおかえりください>
<開けた窓からお帰りください> に対して
いいえ と動き帰ってもらえない場合があるといわれる。
帰ってもらえない場合は何度も説得して帰ってもらう必要がある
とされる。
日本での起源は明治時代の18年頃にアメリカで当時船の船員が
テーブル・ターニングという名前で占いのような儀式を
航海中の遊びにしていた。
その船が日本の伊豆の下田沖に難破して、アメリカ船員から
日本にも伝わり、元々アメリカのテーブル・ターニングは机の上に数人で手を置き傾きを見ながらお祈りをするというスタイルだったのが
それが日本独自の進化とアレンジを遂げ現在よく知られるあの形に
なったのが通説とされているようだ。
名前の由来については諸説あり、コックリと眠るようにやるから
またこっくりさんは狐の霊であると言われ、それにちなんで
昔から狐と狸は人を化かしたり災いをもたらすと言われ
それにちなんで狐狗狸(こっくり)という半ば強引な当て字的名前が
ついた説や他にも色々説はあるようである。
なお当ページはこっくりさんを紹介するもので推奨するものでは
ありませんので、行う場合はあくまで自己責任とさせていただきます。
こっくりさんを 行い それによって起こった霊障や災いが起こっても
当方では責任を負いかねるのでご了承下さい。
心理学的に言うと、そういったシチュエーションで占いをやると
ある種の集団催眠や暗示にかかりやすく
自分でもわからない潜在意識によって、10円玉を脳が動かす
と言われている。
名前を変え 同じ紙に10円玉ではなく鉛筆やシャープペンシル
で行う エンジェル様 星の王子様 等という形態も
あるようである。
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