ホオジロザメ


サメと聞くと、危険な生き物、怖い動物と
思われがちだが、種によって様々であり 人を襲う大型のものから
人間より遥かに小さな小型のものまでいる。

種によっては絶滅危惧種も多数あり、保護活動を行う団体も
あるようである。

サメの起源は恐竜よりも古く古代デボン紀という4億年前にまで
遡るといわれ、恐竜が栄えたジュラ紀が現代からおおよそ2億年前と言われるので恐竜よりも2億年も前に地球上に誕生したと
言われ、サメは出現してから現在に至るまで多少の進化や退化は
あるものの今のような姿をしていたと言われる。
それは今の姿がすでに獲物を取るのにもっとも適した姿であり
進化する必要がないという説もある。
正に現代に生きる恐竜と言えるかもしれない。

ジュラ紀には他にも多数の大型生物が誕生し、サメの一部はエイ類等に進化していったという説があるようである。

サメというと映画JAWSを筆頭に ホオジロザメ がよく取り上げられる。

ホホジロザメは大型の獰猛なサメの代表とも言えるサメで、サメと
聞くとこのサメを思い浮かべる人も少なくないのではないだろうか。
他にも イタチザメ アオザメ オオメジロザメ 等危険な
サメは多数いるが、モンスターパニック作品等に登場するサメは
ホオジロザメが圧倒的に多いようである。

和名 ホオジロザメ、ホホジロザメ
英名  Great White Shark(グレートホワイトシャーク)
その名のとおり頬の部分が白いからついた名前だと言われる。

ホホジロザメは4〜6m程(一部の説では9mにもなるといわれる)
のサメで長い鋭い歯で獲物を一瞬にして噛み千切る、強力な顎を
持っており、世界中の海に生息していると言われる。
襲われれば最も危険なサメと言えるかもしれないが
映画の影響やフカヒレや肝油摂取の目的などから、 乱獲が続き
絶滅危惧種にも指定されているようである。

おおよそ150万年前に絶滅したと言われる、大型のサメ
メガロドン というサメは ホホジロザメ の先祖や親戚
等の説があり、現代の ホホジロザメ より更に大きく
10m〜14m程もあったと言われる。
(一説では20m以上あったという説もあるようである)

しかし獰猛で危険なイメージとは裏腹に、非常に繊細なサメであり
常に泳いでいないと活動できないサメであり
大きな海以外での生息には不適応で、狭い水槽などでは
すぐに死んでしまったり、元気がなくなるとされ
アメリカのモントレー水族館が飼育を試みているが
未だに飼育に成功した水族館はないようである。

襲われないために気をつけることとしては
サメ は何キロも先の僅かな血の匂いも嗅ぐ
優れた嗅覚を持っており、出血したら 海に入らない
妊娠中は海に入らない 沖で人目につかないところでは泳がない等
ホオジロザメは アザラシやアシカを主食にしており
人間がサーフボードで泳いでる姿を海中から見ると
アザラシやアシカと思い襲ってくると言われる。

海水浴でも浅瀬にいれば比較的出会う確立は少ないとされる。
しかし一度ターゲットにされると、かなりの浅瀬まで
来る事がわかっており、顔だけを海中に出し
また体を海中から完全に全身を出せるほどのジャンプ力もある

歯は何列にも並んでおり、前の歯が折れたり抜けたりすると
すぐに後ろの歯が前に出てきて生え変わる
(コンビニのジュースの棚のような感じ)

魚類としては食物連鎖の頂点に立つと言われるが
天敵としては シャチ や 武器を持った人間と言われる。

またサメは あれほど大きくても
あくまで魚であり、意外にもイルカの突進を腹に
受けると 軟骨魚類のサメは死んでしまう例もあり
シャチはホオジロザメをも制圧すると言われ、この地球上で
シャチは食物連鎖の頂点に立つと言われる。

シャチについては、詳しくはシャチのページを見ていただきたい。

今回ホオジロザメのデフォルメキャラをデザインしたので
当サイトのマスコットキャラとしてよろしくですw
(詳細は上のSHOP欄をご覧ください)


シャチのページへ